2011年07月28日

今日は何の日?

はいた~い、皆さん。ちゅーや何の日かご存知でしょうか?
大体の方は知らないと思うのですが、『地名の日』だそうです。

『地名の日』って?なんで今日なの?
と思うでしょ。

今日 7月28日というのは、山田 秀三さんという方の命日に
当たるんだそうです。

この方がどのような方かと言いますと…、1899(明治32)年 生れの
戦前のエリートで東京帝国大学法学部を卒業した後、農商務省・商工省
・軍需省の化学局局長を経て、1941年に仙台鉱山監督局に就任し、その
時、初めて東北各地の地名に興味を持ったのだそうです。

それから、1949年に北海道曹達(ソーダ)株式会社の社長に就任し、以後、
社長業に従事しながら、東北・北海道アイヌ語の地名の研究に没頭し、
戦後はアイヌ語地名研究家として有名になった方なんです。

山田氏の地名研究の特徴というのが、日本全国各地の変わった表記の
地名や呼び名は、古代の日本ではアイヌの人々が日本全国に渡って
住んでいて彼らの言葉(上代の日本語)が地名にその名残を残していって
いるということなんですね。

山田氏によると…、実はあの『江戸』もアイヌ語から来ているというんです。
古代日本の海岸線は今よりだいぶ内陸側に入ってしまうわけですが、
それが今の神田辺りが海へせり出した岬の地形だったということで、
アイヌ語では岬を“イト”と発音し、その“イト”の音が訛って「えど(江戸)」
になったんじゃないか?というのが山田氏の説です。

地名がどうやって付いたのか?
まちま~いをしているとやはり気になります。
たまたまラジオで知った話なんですけど…、山田さんの本
これを機会に読んで見ようと思います。

今日は何の日?




Posted by あゆみちゃん at 18:02│Comments(0)
 
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