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2011年09月01日

姿を消してゆく沖縄の近代建築

はいたーい、この頃は書き出しののうちなー口に悩んでいる
木曜担当のMです。

悩んでいるのはうちなー口だけじゃなくて、ネタにも
困っているんですけどね ガ-ン

それでも、今日、私がお話したい内容と云いますのが…
今朝の琉球新報 本 文化の12面に掲載されていた今日から始まる
論考シリーズなんですけども。

読まれた方もいらっしゃると思いますが(読んでない方は、これを機会に
読んで頂けると幸いですあしあとピンク)、私が気なった記事がありまして…
歴史の証人 -1- 旧沖縄少年会館
というタイトルの記事なんですけども。

『旧沖縄少年会館』って知っていますか?

実はこちらの建物は、今年の4月末に閉館になった旧久茂地公民館の前身
にあたる施設で、1966年の戦後の復興期に、劣悪な環境にある沖縄の
子どもたちの為に関係者の尽力と日本全国からの寄付金で建てられた、
沖縄で初めてのコンクリート打ち放し建築の建物なんだそうです。

久茂地公民館が閉館された後は、11月に解体作業が予定されて
のちには公用車の駐車場の予定なんだそうです。

記事を書かれた照屋寛公氏は、戦後の本土復帰を目指した沖縄の
アイデンティティーを代表した近代建築物たちが次々と姿を消していく
今の沖縄のご時世を、県庁並びに那覇市の行政サイド及び市民に今一度、
再考して欲しいという想いを記事にしたということですが、

思い返すと、確かに那覇の風景であった国映館や以前、県庁の
一画にあった立法院の建物が“あっ”という間に姿を消したのが
つい、最近の事だったような気がする。

照屋さんの記事は、まちま~いにとっても大事なことで
私たち先人が築き上げた歴史は、消えていくだけでは虚しい。
歴史を伝える建築物の存在は、結構重要なんだとお客様を
案内してつくづく感じてしまう。

『旧沖縄少年会館』は、実際にまちま~いの⑲の久茂地川コース
案内しています。いつまでその姿が見れるか分かりませんが、
まちの歴史を改めて見直す良い機会になるかもしれません。

姿を消してゆく沖縄の近代建築






Posted by あゆみちゃん at 18:34│Comments(0)
 
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