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2012年01月05日

明けましておめでとうございます

明けまして おめでとうございます花笠

2012年 今年も那覇まちまーい 
どうぞよろしくお願いします。


昨年より、引き続き八仙の話で年を越させていただきます。
中国では、お正月の飾りとして八仙の絵や像が良く
飾られるそうですね。

さっそく、今日は二人の仙人を紹介したいと思います。
前回の 漢鐘離のお弟子になる二人です。

明けましておめでとうございます
 先ずは、この方から紹介
 しましょう。仙人の中
 でも随一のスーパースター
 “呂洞寶”です。

 三国志の関羽が死後、
 関帝としてすごい人気を
 はくしますが、その関帝に
 並び立つほどの人気が
 あります。

唐代の人で 科挙の試験を目指していた途中に漢鐘離
声を掛けられたのがきっかけで仙人になってしまいます。
今で言う キャッチみたいなことなのでしょうか?
面白いですね。

師弟を結んだ二人なのですが、お互い強烈な個性のせいか
たびたび大喧嘩を繰り広げてそれが国を巻き込んだ大きな
話になってしまうというのが笑ってしまいます。

呂洞寶のトレードマークは、背中に背負った剣で、この剣で
悪事を働く妖怪をバッタバッタと退治して活躍します。

明けましておめでとうございます
次に紹介するのがこちらの
“曹国舅”です。
彼は 仙人の中でも珍しく
貴族階級の人物になります。

北宗時代の頃の人と云われ、
清廉潔白で有名な将軍を
父に持ち、姉が皇帝の妃と
云うことで名前の“国舅”は
皇帝の外戚を意味します。

エリート中のエリートということですが、
なぜその彼が仙人になったかというと、彼の弟が権力を
かさに横暴を繰り返すのに悩み、諌めもするのですが、
聞き入れられず、このままでは一家破滅となるだろうと
悲嘆して、家財全てを貧しい人々に分け与え、山で隠遁
生活をしていたところ…

噂を聞き、それを見に来た漢鐘離と呂洞寶に笑われなが
らも真面目に問いに答え、認められて仙人になったという
話です。

呂洞寶が 就職活動中に漢鐘離に気に入られてスカウト
されたのに比べ、曹国舅の場合は、生真面目な性格が
隠遁生活へと向かったのが転機となるなんて…、漢鐘離
は自分と性格の似ている呂洞寶と真逆な性格の曹国舅
の二人が気になったんでしょうか?

とても対照的な性格の二人です。
もしかしたら、真面目な曹国舅を二人がイジりたかっただけ
なのかも?

ちなみに曹国舅の持っている仙具は、“雲陽板”という
カスタネットに似た楽器です。

仙人にスカウトされたら、どうします?
迷った方は、若狭にある至聖廟へ行って
道教の神様に進路相談をすることをオススメします。

⑥ 若狭下町物語
波の上チャンプルータウン

では、儒教の神様 孔子道教の神様 天尊と媽祖様
その他にもいらっしゃいます。
今年の初詣は、中国の神様に御挨拶に
行くのもいいと思いますよ。




Posted by あゆみちゃん at 14:41│Comments(0)
 
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