2012年01月12日

今日の仙人は?

あっという間にお正月終わっちゃいましたね 鏡餅
私自身、今年は全くそんな年明けを感じないままに
今年を迎えてしまいました びっくり!しまった!!

さて今日はどなたを紹介するかと言いますと…、
八仙人も4人を紹介して残り中盤に差し掛かってきました。
もう 別に仙人いいよ~という声が遠くで聞こえつつも
気にせずジャンジャン行きたいと思います。

今日の仙人は?
こちらの方は、前回漢鐘離
の弟子 呂洞寳曹国舅
さらに弟弟子に当たる
韓湘子です。

イケメン風に気取っていま
すね~♪赤

この仙人も実は良いとこの
お坊ちゃんになります。


中国唐代の文豪として知られる韓愈の甥だと言われて
います。やはり仙人になってしまうからには、ただの
甥っ子にあらず。

儒教を崇高視して、仏教や道教を馬鹿にしていた伯父
の韓愈は、当世高名な士大夫(知識階級)として人々から
尊敬され、その彼に養われていたのにもかかわらず、
伯父の言うこと一切無視して、放蕩三昧を繰り返します。

二十歳の時に行方不明になり、ある日、ホームレスの
ような姿で戻って来たかと思うと…、伯父の韓愈に

“私が学んでいるのは、あなたのものとは違うのです”

と云い放って、目の前で種から見事な牡丹の花を成長
させ、その花びらには文字が刻まれていました。
“雲は秦嶺に横たわりて家いずくにかある。雪は藍関
を擁して馬進まず”

その意味を韓愈が問うと、“いずれ分かります”と言って
姿を消したそうです。

後年、皇帝の怒りにふれた韓愈が地方に左遷され、
奥深い山の中を吹雪に吹かれながら、馬が立ち往生
した時に、再び韓湘子が現れ、
“ネッ、言ったでしょ”
と言ったとか。

こんな甥っ子イヤだ~ぁ がーん

最後にちょっと宣伝。
今日の仙人は?那覇市立歴史博物館では、
年明けにこのような企画展を
始めています。

戦前までその姿を残していた
と言われる “辻遊郭”
その特殊性故にこれまでに
とり上げられるということが
無かったと思います。


これを機会に辻の文化に
触れてみてはいかがでしょうかはてな




那覇まちま~いでは、

⑥ 若狭下町物語
波の上チャンプルータウン


で辻の御嶽をご案内します。宜しければこちらも参加して
みてはどうでしょうかはてな




Posted by あゆみちゃん at 11:42│Comments(0)
 
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